ユニバーサルデザインサービス

より多くの人に、より良い顧客体験を

イセトーが考える
ユニバーサルデザイン

お客さまの課題を解決し「より多くの人に、伝えたい情報をわかりやすく伝える」

「顧客からの問い合わせが多い」「DMの効果が感じられない」「記入不備が多く業務効率が上がらない」そんなお悩みありませんか?
それは顧客にとって、「わかりづらい」ことが原因かもしれません。
イセトーは、その「わかりづらさ」の課題を解消し、情報の送り手と受け手のスムーズなコミュニケーションを実現します。

特に、今日の高齢者や在留外国人の増加は、「わかりづらさ」を多様化させています。新たな「わかりやすさ」への対応とコストの削減には、ユニバーサルデザイン(UD)の考え方が役立ちます。
イセトーでは、UD制作に加え、UCDA認証やCUD認証の取得代行サービスも提供しています。

さらに、お客さまの組織内でUDの知識を定着させるためのUDセミナーも開催。
幅広いUD関連サービスを通じて、お客さまの課題解決をサポートいたします。

導入事例

顧客目線のデザイン

どのタイミングで、どのような情報をエンドユーザーに提供するべきかをイセトーは常に考えます。
課題解決のためペルソナを作り、時間軸に沿った「行動」「思考」「感情」「タッチポイント」などの顧客体験をカスタマージャーニーに"視覚化"。 顧客目線で課題を見つけ、デザインの力で解決していきます。

有資格者によるデザイン

デザインの制作にあたるのは、「UCDA認定資格1級・2級」や実利用者研究機構認定の「ユニバーサルデザインコーディネータ」など、UD関連の有資格者。

専門知識と高いスキルを持った「UDのプロフェッショナル」が、お客さまのご要望・問題の解決に最適なデザインを作り上げます。

科学的なデザイン

有資格者による確かなスキルと経験に加え、科学的な手法でわかりやすさ・見やすさを実現していくのが、
イセトーの ユニバーサルデザインの特徴です。

見やすさ・情報量の計測

文書の見やすさ自動判定ツール「ヨミヤス※」を使用し、人が読みづらいと感じる19%以上の情報量にならないよう検証しレイアウトを整えます。

※ヨミヤス
理想科学工業が開発したツール。UCDA認証「見やすいデザイン」基準の3項目に基づいた分析で、文書を定量的に評価できます。

ヨミヤスおよびYOMIYASは、理想科学工業株式会社の登録商標または商標です。

視線を予測した伝わる設計・制作

視線予測ツール※で、人間がモノを見たときの視線を解析。
ヒートマップやトラッキングチャートで評価・予測しながら、 デザイン制作を行います。
※視線予測ツール 3M視線予測ソフトウェア
「VAS=Visual Attention Software」

色覚の多様性に配慮したデザインを目指して

人の色の感じ方には多様性があり、日本人男性の約5%、つまり20人に1人が色覚に違いを持つとされています。こうした方は一般的な色の見え方とは異なる場合があり、情報の認識に支障をきたすこともあります。

そのような背景から、色覚の多様性に配慮する「カラーユニバーサルデザイン(CUD)」が注目されています。イセトーでは、複数の色覚タイプを想定したシミュレーションによる配色や、色覚のみに頼らないデザインを制作しています。

読みやすいユニバーサルデザインフォントの活用

UD制作では、「文字の形がわかりやすい」「文章が読みやすい」「読み間違えにくい」といった特徴を持つUDフォントを採用しています。

イセトーでは、業界初の取り組みとして「みんなの文字(ゴシック・明朝)」に対応したバリアブル印刷による通知状作成サービスをご提供しています。
多様なニーズに応えるため、視認性と可読性に優れたフォントを通知状や帳票制作に活用し、より伝わりやすいコミュニケーションを支援します。

2016年7月29日の保険毎日新聞でも取り上げられました。

レイアウトの工夫

永年にわたり培ってきたノウハウを活かし、人間工学の視点も取り入れたレイアウト設計を行っています。
「読み飛ばしのない、読みやすいレイアウト」や「記入漏れを防ぐ、わかりやすい構成」により、利用者の負担を軽減し、正確な情報伝達を支援します。

加齢や障がい者への配慮

高齢化が進む現代において、生命や財産など重要な情報を伝える通知状には、高齢者にも見やすく、わかりやすい帳票づくりが求められています。
また、2024年4月の「障害者差別解消法」改正・全面施行により、障がいのある方への合理的配慮の提供が事業者に義務付けられ、より一層の配慮が求められるようになりました。

イセトーでは、高齢者の疑似体験を通じて加齢に伴う変化を理解したうえで、誰にとっても読みやすいデザインを追求しています。
さらに、視覚に障がいのある方への配慮として、封筒への点字加工や音声コードの印刷など、バリアフリー対応を組み合わせることで、多様な社会ニーズに応じたビジネスコミュニケーションの実現を支援しています。

グリーフケアとユニバーサルデザイン

グリーフ(悲嘆)ケアとは、大切な人を亡くしたご遺族が深い悲しみを乗り越えられるよう、周囲が寄り添い支える取り組みを指します。医療機関、金融機関、保険会社、行政などの窓口担当者が遺族と接する際の接遇も、グリーフケアの一環といえます。

遺族の心理状態を理解し、思いやりのある接遇を行うことは、遺族の二次的な傷つきを防ぐだけでなく、信頼関係の構築やサービスへの満足度向上につながります。グリーフの状態にある方は、集中力や理解力といった認知機能が一時的に低下することがあり、通常よりも情報の処理や判断が難しくなることがあります。

そのため、ご遺族が利用する商品やサービスは、誰にとっても使いやすい「ユニバーサルデザイン」の視点で設計されていることが重要です。わかりやすく、負担の少ない仕組みを整えることで、遺族のストレスや混乱を軽減し、安心して手続きを進められる環境を提供することが求められています。

紙から「デジタルと紙」へ

ITによるパーソナライズは、UDの可能性をさらに広げるものと、イセトーは考えています。
一人ひとりの理解度やニーズに応じて、最適なタイミング・内容・手段で情報を届けることで、より効果的なコミュニケーションを実現します。
実際に、コールセンターの通話混雑の緩和や、保険金請求手続きにおける不備の抑制など、具体的な成果も上がっています。

イセトーのUDは、紙媒体だけでなく、電子画面や映像などのデジタルサービスにおいてもユーザビリティの向上に貢献しています。
多様なメディアを通じて、誰にとっても使いやすく、わかりやすい情報提供を支援しています。

UD関連サービス

UD改善コンサルティングサービス

「伝えたいことがなかなか伝わらない」「記入不備が多く、問い合わせが減らない」というお困りごとはありませんか?
UDクリニックは、そんなコミュニケーションツールの"課題"を”UDの視点”で「診断」「分析」し、「改善」まで行うコンサルティングサービスです。

「ヒューリスティック的視点」と「科学的視点」での診断から課題を発見し、ツールの「わかりづらい」原因を分析します。
そこから導き出した「改善方針」をお客さまと共有。ツールの改善を行います。
その後の利用状況も確認しながら、わかりやすい情報伝達をサポートいたします。



UD認証取得代行サービス

UDの改善効果は、第三者の認証をもって、社会やお客さま・社内・庁内でしっかり認識されます。専門性が必要なデザイン改善や認証手続きは、イセトーに多数在籍する有資格者のサポートにより、スムーズに進めることができます。

UDセミナー・ワークショップ開催サービス

基礎から応用までを学べる研修セミナーを、大人数向けから少人数向けまでご用意できます。
座学だけでなく、ご利用中の印刷物・ダイレクトメールの分析や、色弱者・高齢者の体験を行うワークショップは、多くのお客さまにご好評いただいております。
イセトーのUD講師に加え、UCDACUDO講師との共催も可能です。

資格を持つ社員がお客さまの課題解決にあたります

イセトーでは、ユニバーサルデザイン推進方針を制定しています。
エンドユーザー視点でのUD提案、製品・サービスの開発が行えるよう、社員のUD関連資格取得に取り組んでいます。

社員の保有資格

・ユニバーサルデザインコーディネータ2級
・UCDA認定1級 プロデューサー/デザイナー
・UCDA認定2級 プロデューサー
・カラーユニバーサルデザイン検定3級
・HCD基礎検定 合格認定
・IAUD UD検定初級
・メディア・ユニバーサルデザイン・アドバイザー

加盟団体

特定非営利活動法人 人間中心設計推進機構(HCD-Net)

人間中心設計(HCD)に関する学際的かつ産学を超えた知識を集め、HCD導入に関する知識や方法を適切に提供することで、多くの人々が便利に快適に暮らせる社会作りに貢献します。

《当社は企業賛助会員》
特定非営利活動法人 人間中心設計推進機構(HCD-Net)のサイトを見る

一般社団法人 ユニバーサル コミュニケーション デザイン協会

見やすく、わかりやすく、伝わりやすいデザイン。「ユニバーサルコミュニケーションデザイン(UCD)」という概念を基にサービス&ソリューションを展開しています。

《当社は賛助会員》
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特定非営利活動法人 カラーユニバーサルデザイン機構

略称CUDO(クドー)。社会の色彩環境を多様な色覚を持つさまざまな人々にとって使いやすいものに改善してゆくことで、「人にやさしい社会づくり」をめざすNPO法人です。

《当社は企業賛助会員》
特定非営利活動法人 カラーユニバーサルデザイン機構のサイトを見る

一般社団法人日本グリーフケアギフト協会

グリーフケアとは、遺族へのケア。グリーフケアの普及と推進の観点から、遺族への接し方に係る問題の改善や解決をはかっています。

《当社は企業賛助会員》
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※このページの一部人物の画像はAIにより生成されております。

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