北海道大学と学術コンサルティング契約を締結しました

2020年12月

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株式会社イセトー(本社:京都市中京区、代表取締役社長:髙橋 明久、以下 イセトー)と、国立大学法人北海道大学(本部:札幌市北区、大学院文学研究院長:藤田 健、以下北大)は、北大 産学・地域共同推進機構 学術コンサルティング契約*を締結しました。

日本社会は、生活様式の変化やコロナ禍により、公共や金融に関わる情報取得や手続きを、非対面で自ら判断し行うシーンが増えています。
イセトーは、こういった手続きで広く使われるビジネスフォームなど帳票類やパンフレット等の企画や印刷を手掛けてまいりました。特に、多くの人に使いやすく、わかりやすくするユニバーサル コミュニケーション デザイン**(以下UCD) の制作に強みを持っています。

北大 大学院文学院 心理学研究室 教授:河原 純一郎、以下 河原教授 は、人間の行動を支える意識・無意識プロセスに関わる注意と記憶、認知機能に影響しうる要因である、魅力や疲労・ストレスに焦点を当てた研究をしています。

本契約においてイセトーは、河原教授より認知行動科学に関するコンサルティングを受け、ビジネスフォームについてユーザビリティの改善とデザイン制作に際して仕様根拠となるエビデンス構築を行います。

現在は、一般社団法人ユニバーサル コミュニケーション デザイン協会 以下UCDA*が提供する「伝わるデザイン認証***」を取得し、実際に金融機関で利用されている帳票のエビデンス構築に取り組んでいます。
このような専門家によるコンサルティングと、UCDを組み合わせたエビデンスの構築研究は業界初の取組みです。

イセトーは、エビデンスから得られる知見と北大学術コンサルティングにより、「わかりやすい」情報伝達への理解を深め、自社のUCD制作ノウハウを向上してまいります。これにより、多様化し高齢化する日本社会にマッチした情報伝達ツールを、金融機関を始めとした多方面のお客様へ展開します。

以上

*北海道大学 産学・地域共同推進機構 学術コンサルティングとは
 企業等からの委託を受けて、大学の研究者等が教育、研究及び技術上の専門的知識に基づき、本務として指導または助言を行い、委託者の業務又は活動を支援するものです。共同研究や受託研究の枠組みでは実施が困難であった「学術的な技術指導や助言」を行える仕組みで、産業界の幅広いニーズに応えています。

**UCDAとは
 UCDAは、企業や団体が作成するパンフレットや説明書など情報コミュニケーションが、お客様にとって「見やすく、わかりやすく、伝わりやすい」デザインであるかどうかを評価・認証する国内唯一の第三者機関です。

***伝わるデザイン認証とは
 一般社団法人ユニバーサルコミュニケーションデザイン協会(UCDA)が行っている「わかりやすさ」の認証制度。UCDA認証「伝わるデザイン」は、UCDAが独自に開発した評価基準をすべて満たし、有識者や消費者団体、一般の生活者などからなる認証委員会が、情報の伝わりやすさを認めたものに付与されます。


【お問い合わせ先】
 株式会社イセトー
 営業統括本部 営業企画部 大塚・柴原
 〒103-0011 東京都中央区日本橋大伝馬町12-12
 TEL:03-5644-1855  平日 9:00~17:30
 E-mail:suishin@iseto.co.jp

 国立大学法人 北海道大学 大学院文学院 心理学研究室
 教授 河原 純一郎 (かわはら じゅんいちろう)
 〒060-0810 北海道札幌市北区北10条西7丁目
 TEL:011-706-4154
 E-mail:jkawa * let.hokudai.ac.jp (*を@に置き換えてください)

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