今月の京都

大徳寺 黄梅院「春の特別公開」4月10日〜5月30日

大徳寺 黄梅院「春の特別公開」4月10日〜5月30日

※緊急事態宣言発令のため4月25日より拝観を休止しています。

織田信長、豊臣秀吉など戦国大名ゆかりの寺院である、「黄梅院」(おうばいいん)が特別公開されます。
「黄梅院」は京都の大寺院の一つである「大徳寺」の境内南部に位置する塔頭寺院です。

その歴史は、1562年(永禄5年)、織田信長が初めて京都に入った際に、父・信秀の菩提を弔うために「黄梅庵」を建立したことに始まります。
本能寺の変によって信長が急逝すると、羽柴時代の豊臣秀吉が徐々に改築を加え、1589年(天正17年)に名を「黄梅院」に改めました。

庫裡・鐘楼・客殿は小早川隆景が寄進したもので、鐘楼に使用されている釣鐘は加藤清正によって寄進された朝鮮伝来のものです。
千利休が66歳の時に作庭されたと伝わる庭園も見所の一つで、枯山水庭園「直中庭」(じきちゅうてい)には、一面に美しい苔が広がり、茶庭の香り漂います。
苔庭の傍らには、秀吉の軍旗「千成瓢箪」(せんなりびょうたん)を形どったという空池が設けられています。

このように、黄梅院は桃山時代の戦国大名、文化人と非常に縁の深い寺院となっているのです。
春の庭は苔に覆われ、新緑のさわやかな景色を感じることができます。

【黄梅院からのご案内】
・新型コロナウイルス感染拡大防止の為、ご来寺の際は検温、マスクの着用をお願いいたします。
・境内の解説・ご案内を控えさせていただきます。
・社会情勢によっては拝観を中止する恐れもございます。
・境内は前庭以外撮影禁止です。