SDGsへの取り組み

SDGsとは、2015年に国連で採択された「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)」のことです。 2030年の達成を目標とした17のゴールと169のターゲットで構成されています。
SDGsは企業に対して企業活動を通じた目標達成への貢献を求めています。
イセトーは経営基本方針の一番に「仕事を通しての社会への奉仕」を掲げており、この方針はSDGsに通じるものがあると考えています。
これまでイセトーは、企業活動や商品・サービスを通じて社会課題の解決を実現することで、社会に役立ち、必要とされ、創業から百六十有余年、企業として存続(持続)しています。
イセトーは、今後、「社会への奉仕」に「SDGs」の意図を加え、「SDGsの目標達成」にも貢献していきます。

SDGsポスター

取り組み一覧

取り組み内容 目 標 SDGs

1

環境保全

イセトーは、木材由来の紙をつかう責任から森林保護への貢献、製品をつくるうえでの資源利用効率の向上と環境に配慮した原材料の利用、リサイクル、廃棄物削減に努めていきます。

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●認証の継続
ISO14001認証、KES認証を継続する。
●FSC®認証紙納品社数
認証紙の納品先を拡大する。
●自社製封筒窓材
環境配慮材料使用率をUPさせる。

SDGs環境保全ロゴ

2

ダイバーシティ&インクルージョン

イセトーは、多様な働き方を推進し、ワークライフバランスの実現に向け、働きやすい・働きがいのある企業を目指し具体的な取り組みを継続します。

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●認定の維持
プラチナくるみん認定を維持する。
●育休取得率
男女共に100%取得。
●新しい働き方の推進
各種施策の利用促進。

SDGsダイバシティロゴ

3

デジタルトランスフォーメーション(DX)

イセトーは、DXを推進し、ビジネスプロセスやユーザーのアクセスをスマートにします。

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●通知状電子化
通知状電子化採用実績の拡大。
●DXの進化
新しいデジタルソリューションの開発。
●IT系資格取得者
有資格者の拡大をおこなう。

SDGsデジタルトランスフォーメーションロゴ

4

情報セキュリティ体制の確保

イセトーは、個人情報を扱う企業として堅牢な情報セキュリティ体制を確保し、強靭なインフラを開発していきます。

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●認証の継続
情報セキュリティ関連認証維持継続。
(ISO27001,27017、Pマーク)
●重大事故
個人情報に関する事故ゼロ。
●情報セキュリティ社内教育及び研修
受講率100%

SDGs情報セキュリティ体制の確保ロゴ

5

ユニバーサルデザイン(UD)

イセトーは、「より多くの人に伝えたい情報をわかりやすく伝える製品やサービス」を提供していきます。

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●普及活動
お客さまへのUD普及活動の拡大。
●自社内UD促進
生産現場、オフィスでの実践促進。
●UD資格取得者
資格取得者の拡大。

SDGsユニバーサルデザインロゴ

1.環境保全

貢献する目標ロゴ
関連目標ロゴ

イセトーは、1855年の創業以来、「紙」を使ったビジネスをおこなってきました。
「紙」は木材を主原料としています。木材は森林から伐採されますが世界の森林は1時間に東京ドームほぼ127個分の面積が失われている(注)と言われており、森林の保護は地球全体の課題です。
イセトーは、FSC® CoC認証の取得により森林保護への取り組みを含め、さまざまな環境保全活動をおこなっています。
(注)2000年~2010年の平均値 環境省資料

FSC認証ロゴ

FSC® CoC認証

イセトーは、適切に管理された森林(FM認証)から産出された林産物の加工・流通を認証する「CoC(Chain of Custody:加工流通過程の管理)認証」を2008年に取得し、持続可能な形で産出された森林資源や責任を持って調達された原材料から作られた紙を積極的に使用しています。

間伐材マーク

間伐材の利用

日本国内の森林維持は、国内産間伐材を積極的に利用することで貢献しています。

メビウスループマーク

リサイクル材料の使用​

自社製窓付き封筒(ウィンドウメーラー)にはリサイクル材料を50%使用した窓材の使用を推進していきます。

エコキャップ運動マーク

エコキャップ

印刷や加工の工程で発生する紙のロスは分別しリサイクルをおこないます。
また、イセトーは、神奈川県内陸工業団地のエコキャップ運動に参加、プラスチック材料のリサイクルと途上国へのワクチン提供に協力をしています。

神奈川県内陸工業団地HP

環境マネジメントシステムマーク

環境マネジメントシステム

イセトーは、滋賀工場にてISO14001、情報処理センター・関西情報処理センターにおいてはKESの認証を取得しています。認証を継続し、省エネ、環境活動のPDCAを回していきます。

2.ダイバーシティ&インクルージョン

貢献する目標ロゴ
関連目標ロゴ

イセトーは、社員の仕事と家庭の両立に十分な支援を行えるように、両立支援制度を備えてさまざまな活動に取り組んでいます。2008年よりダイバーシティプロジェクトを立ちあげ、性別、国籍、年齢、雇用形態にかかわらず、それぞれが能力を十分に発揮できるような雇用環境を整え、継続して就業できる働きやすい環境をつくるために活動しています。男性社員の育休取得促進や育休復帰者へのフォローなど、計画をひとつずつ実現するよう努めています。その活動が認められ2010年から「子育てサポート企業」として、厚生労働大臣から『くるみんマーク』認定を受けました。2016年には「優良な子育てサポート企業」として高い水準の取り組みを行った企業に付与される『プラチナくるみんマーク』を京都府第一号の認定を受けました。
イセトーは、子育て世代のみならず高齢者雇用についても積極的な活動をおこなっています。65歳以降も働く意欲、能力がある方についてはグループ企業内で、活躍していただいています。
また、2018年から若手社員を中心に、既存業務の無駄を見直し、改善していく取り組み"働き方改革プロジェクト"を実施しています。
イセトーは、日々働きやすい職場づくりを考え、今後もあらゆる施策を実行していきます。

プラチナくるみんマーク、イセトーダイバーシティガイドブック

イセトーの働きやすい職場づくりの具体的取り組み

(1)ワークライフバランスの実現に向けて

テレワーク
多様な働き方を推進するためにテレワーク制度を実施しています。当初は育児・子育て中の社員が利用していましたが、現在では多くの社員が利用しています。

フレックスタイム制度
社員の自主性を尊重し、コアタイムの無いフレックスタイム制度を実施しています。

週2回のノー残業デー
毎週水曜日と金曜日をノー残業デーとしています。

年2回のノー残業ウィーク
年2回 2週連続でノー残業デーを実施しています。

インターバル規制
終業時間と、翌日の始業時間の間に必ず11時間以上の休息
(インターバル)をもうけることとしています。

ライフワークバランスのイメージ

(2)仕事と子育ての両立支援

復職前面談
育児休業から復職する際に、就労時間や業務内容の希望を本人からヒアリングし復職後の働き方に反映させています。

育児のための短時間勤務制度
中学校就学の始期に達するまでは、本人の希望に基づき、 1日6時間の範囲で、始業と終業の時間を柔軟に設定できます。

休業中の所得補償制度(ハッピーファミリー給付)
産休、育休を取得した社員の職場復帰を奨励するイセトー独自の制度、休業日数に応じて給付金を支給します。

早期復帰支援給付制度
子供が1歳未満で、早期に復帰した社員に対して、1歳半になるまでの期間、保育料を補助する制度です。

育児支援給付制度
病児保育やベビーシッター等の臨時保育サービスを利用した際に、 支払った費用の半額を支給する制度です。

仕事と子育ての両立のイメージ

(3)働き方改革・ヘルスサポート

働き方改革の実施
若手社員を中心に、既存業務の無駄を見直し、改善していくプロジェクトを実施しています。仕事のやり方を見直すことで、時間制約がある社員も能力を十分に発揮できる職場環境になることを目指しています。

GLTD(長期収入サポート制度)の加入
病気や怪我などで長期にわたり仕事ができなくなり収入が減少したときに保険金が支払われる制度です。

メンタル相談窓口の設置
自身の悩みや職場のハラスメントについての相談窓口を、社内と社外の両方に設け、社員がいつでも相談できる体制を整えています。

働き方改革のイメージ

(4)プロジェクトセンター開設

イセトーは新しい働き方を実現できる新たな拠点プロジェクトセンターを神奈川県相模原市に開設しました。

コンセプトは『自然と人が集まりたくなる コミュニケーションが生まれる場』、『都心の喧騒から少し離れた場所で、これまでになかった「新しい当たり前」を生み出す場』です。

プロジェクトセンターは、多様な人材のコミュニケーションを活性化する「わいわいゾーン」と、リサーチやクリエイティブ能力を最大限高める「集中ゾーン」を兼ね備えています。

イセトーはこの拠点からも紙とデジタルを融合した新たなサービスを生み出し、これまで以上の価値を提供していきます。

プロジェクトセンターイメージ

3.デジタルトランスフォーメーション(DX)

貢献する目標ロゴ
関連目標ロゴ

イセトーは、創業以来紙を中心としたビジネスで企業のコミュニケーションをサポートしてきました。
その経験は、納品書や請求書などの印刷から、金融機関・地方公共団体の通知状などのアウトソーシング事業へと転換しています。
その実績に加え、近年は帳票電子交付サービス、パーソナライズド動画サービス、デジタル手続きサービスなど「紙」の良さを生かしつつ、デジタルと融合した新しいサービスをご提供しています。「紙」と「デジタル」の両面でより多くの人に、わかりやすく、使いやすいサービスを提供することで企業のDXをサポートします。

empowered solutionロゴ
インフォメーラー、アイジービューワーロゴ

1.帳票電子交付サービス

各種通知状を電子交付し、シームレスに閲覧ができるサービスです。通知状のデジタルへの移行により、紙の消費量削減、運搬に伴う温室効果ガス削減にもつながります。

individeoロゴ

2.パーソナライズド動画サービス

一人ひとりの情報に合わせて、最適な動画を生成し、お届けするサービスです。視聴データをもとにPDCAやアウトバウンドなどマーケティングに活用できます。

みこメールロゴ

3.閲覧検知型DM

ダイレクトメール到着後の顧客の行動を検知しデータ化します。紙メディアにおけるデジタルマーケティングとして検知後のアクションにより、コンバージョンの最大化を目指します。

LinkNextロゴ

4.デジタル手続きサービス

スマホ、タブレット、PC等から専用アプリを使わずにブラウザから利用できるデジタル手続きサービス(リンクネクスト)です。住所変更や各種申込手続き、非対面での本人確認等さまざまなシチュエーションにご利用いただけます。

PaymentReminderロゴ

5.スマートな顧客管理と通知

代金の回収業務等、企業にとってもエンドユーザー様にとっても、煩雑で負担となっている業務を改善するサービスです。エンドユーザー様一人ひとりのステータスを一元管理し、必要な方のみに最も適切な形で通知を配信、クレジットカードやコンビニ等での代金即時支払いにも対応いたします。

pdFlyerロゴ

6.PDF進化系、pdFlyer

動画や音声、アニメーションをPDF上へスマートにレイヤーし楽しくわかりやすいコミュニケーションを実現します。閲覧に専用アプリや添付ファイルは不要です。お取引レポートや残高のお知らせなどのトランザクション用途にも対応し、金額や名前の部分をパーソナライズド化できます。

4.情報セキュリティ体制の確保

貢献する目標

イセトーは、"お客さまのパートナー"としての責任を十分に認識し、管理体制のさらなる整備と強化に努めています。全社員のセキュリティ意識を高めるとともに、お客さまからお預かりする「個人情報」、成果物作成過程で必要となる「情報資産」をあらゆる脅威から守ることをお約束します。

情報セキュリティ体制

個人情報の厳格な運用を可能にしているのは、企画・設計から印刷、情報処理・データプリント、フォーム加工や電子化にいたるまで、すべてを情報処理センターで一貫処理しているからです。情報処理センターは、東西2拠点体制での相互補完体制を構築しています。金融機関や自治体をはじめとするお客さまに求められるセキュリティレベルを最新の技術で確保し、災害時の迅速な復旧のためBCPの策定もしています。

監査対応

イセトーは、お客さまの監査にも数多く対応してきました。情報処理センターでは充実のセキュリティシステムと品質工程システムによって、金融関係をはじめとする厳格な監査基準に対応しています。また、クラウドを利用したサービスにおいても、日々改善に取り組んでいます。

認証資格

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お客さまの個人情報を保護することも、私たちの事業活動の基本です。イセトーではプライバシーマークをはじめ、情報セキュリティに関するISO認証を取得。クラウドを利用した「パーソナライズド動画サービス」 「帳票電子交付サービス」では、国際規格ISO/IEC27017:2015に基づくクラウドセキュリティ認証を取得しています。

5.ユニバーサルデザイン(UD)

貢献する目標
関連目標

イセトーは、UDへの取り組みを通して、「より多くの人に伝えたい情報をわかりやすく伝える製品やサービス」を提供いたします。
UDは、「顧客からの問い合わせが多い」「DMの効果が感じられない」「記入不備が多く業務効率が上がらない」といった「わかりづらさ」の課題を解決できます。情報の送り手と受け手のスムーズなコミュニケーションを促し、大切な情報伝達に関する不平等を無くしていきます。
少子高齢化、在留外国人の増加など社会環境が変化している今、多様化した社会に対応していくこと、企業のSDGs達成に、ユニバーサルデザイン(UD)の考え方を役立ててまいります。

わかりやすく、使いやすいデザイン

確かな経験に、科学的な検証を組み合わせた
「わかりやすく、使いやすいデザイン」

  1. 顧客目線のデザイン
  2. 有資格者によるデザイン
    UCDA認定 1級プロデューサー/デザイナー 24名
    UCDA認定 2級プロデューサー 107名
    ※2023年4月現在
  3. 科学的根拠に基づくデザイン
  4. 多様な色覚への配慮
  5. 読みやすいユニバーサルデザインフォントの活用
  6. レイアウトの工夫
  7. 加齢や障がい者への配慮
  8. 紙から「デジタルと紙」へ

詳しくはこちら 「イセトー UDサービス」

イセトーUDロゴとユニバードさん

ユニバーサルデザイン普及活動

UDセミナー・ワークショップ
開催サービス

基礎から応用までを学べる研修セミナーを、大人数向けから少人数向けまでご用意できます。座学だけでなく、ご利用中の印刷物・ダイレクトメールの分析や、色弱者・高齢者の体験を行うワークショップは、多くのお客さまにご好評いただいております。
これまでに延べ100回以上、2,500名を超える方にセミナーやワークショップの体験をいただいています。

パートナーシップ(加盟団体)

UCDAの窓口画像

一般社団法人ユニバーサル
コミュニケーション デザイン協会

賛助会員/窓口企業

CUDOロゴ

特定非営利活動法人
カラーユニバーサルデザイン機構

企業賛助会員

IAUDロゴ

国際ユニヴァーサルデザイン
協議会

正会員