今月の京都

伏見稲荷大社「初午大祭」2月9日

伏見稲荷大社「初午大祭」2月9日

稲荷と聞いて狐を思い浮かべる方も多いと思いますが、伏見稲荷大社では2月に初午大祭という祭事が行われます。
なぜ午の字が付くのかと言うと、稲荷大神が初めて稲荷山に鎮座した日が和銅4年(西暦711年)2月初午の日であったという伝承に因んでいるからです。

稲荷大神を仰ぎ奉るこのお祭りは、毎年2月初めの午の日に行われます。
この日に参拝すると福を授かると広く知られ、全国各地から参拝者が訪れ社頭は大いに賑わいます。

このお祭りで欠かせないのが、社頭で授与される「しるしの杉」です。
「しるしの杉」は御神木である杉の小枝からできており、福を招くと平安時代から広く信仰されています。
これを目当てに、家内安全や商売繫昌のお守りとして拝受しようとたくさんの参拝者が押し寄せます。
初午大祭は、この「しるしの杉」を通して幸福を願うことから「福詣」「初午詣」とも呼ばれ親しまれています。

また、稲荷山の杉はお守りとしてだけでなく、青山飾りとしても使用されています。
本殿や摂社、末社の柱などに飾りつけられており、朱色の境内とのコントラストが鮮やかです。